沈みゆく1日


今日はひたち国際大道芸に行く予定だった。7時に起きたら雨の予報。
行くのを止めた。
そこから一気にテンションが下がった。
無論だ。勇気を与えてくれる人の姿を見られないほど悲しい事はない。
朝8時からインターネットする私。
雨は嫌いだ。鬱陶しくて手元のウイスキーをグイグイ飲む。そうこうするうち便通のなさが己を冷やかして来た。
下剤飲む。
二度寝する。
正午過ぎ。起きる。眠りは浅い。
すっきりしないまま、ピアノに向かう。
曲らしきものが流れつき始めた。
どんぶらこどんぶらこと、葉っぱの舟が岸に流れ着いてくる感じだ。
とりあえずとばかり、レコーダーとヘッドホンとタバコとかウイスキーをリビングに持ち込み、あれこれやってみる。
形になりそうだ。
母はピアノ教師。二歳か三歳くらいから、好きか嫌いかも分からず、触っていた。
投げたしたのは九歳の時、歯医者になんとなく行かなくなった時の様に、静かにばっくれた。
だから今もいい加減なピアノしか弾けない。楽譜も苦手。
でも、ピアノで作った曲を一々音で拾って思い出すのは大変だ。
とりあえず書いとくかと、五線譜を持ってくる。
この五線譜は、六年と少し前、私の二十歳の誕生日プレゼントに、悪友が大学の購買で買ってきてくれたものだ。
表紙に大学の校章が入っている、かっこいいやつだ。
二頁目に、今日の曲を書き付けようとする。書き方はよく分からないが、まあ当面人とやるわけでもなし、自分が思い出せればそれでいいのだ。
出来たら、MySpaceにあげますよ。
好きになってくれる人がいるといいが。
やっぱり、今夜の渋谷クアトロには行く事にしよう。
私に楽器を教えてくれた人が出るのだ。二人も。
五時過ぎには家を出よう。

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